【西村晃の大繁盛の法則】 企業塾 - 顧客満足度No.1


西村晃の伝言板

2024-12-27

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サービスの劣化

40年付き合ってきた証券会社の口座をすべて引き上げることにした。

応対があまりにひどかったからだ。

★3月まで担当だった人から薦められて投資信託などをその都度購入していたが、

その人が転勤でいなくなった。案内状が来て新しい担当者はAと記載されていた。

それまでの人は週に何度も電話をかけて商品を売り込むこともあったが、いろいろ相談にものってくれていたのでこちらも付き合いを深めてきたが、4月以来このAからは今日まで8か月間、一度も連絡はない。

8月5日の大暴落の日に前任者からお義理で買った投資信託も影響を受けたが、直接関係のない銀行などからは「心配ありません」などと連絡があったものの、この証券会社からはAからもほかの人からも一度も連絡はない。

★この証券会社とはもはや付き合えないと、電話をかけ「新NISAを解約したい」と伝えたところ、

「お待ちください」とあって3分以上待たされ、

ようやく別の男がでて、「書類を郵送します」とひと言言い、電話を切ろうとする。

「おい待て、まだこちらの名前すら名乗ってないのにどこに送るつもりだ。大した用事でなく電話しても本人確認で住所や生年月日をしつこく確認するのが普通じゃないか。

新NISAの解約というのに名前さえ聞かないとは何事だ」と私が言うと、

ひとこと「表示されていますから」、

「しかし、私が、本人かわからないだろう」

「じゃあ住所をどうぞ」

これまで「じゃあ」程度の本人確認だったのか。

とにかく電話を切りたい態度がミエミエだ。

ちなみにこの一連のやり取りにもAは出てこない。

「あんたの会社のそんな応対が信用ならないから、ファンドラップもやめたし、新NISAもやめるんだよ。少額の儲からない客だと思うとひどい扱いだな」と言っても、無言、謝るわけでもなかった。

★そして昨日。

「投資信託をすべてやめる」と電話、今度は女性が対応、

「オンラインで解約してください。そちらでご自身でやってください」と

つれない。

「いやもし間違いがあればこちらの責任にされるから、そちらでやってほしい」

あちらはため息ひとつ「じゃあ、本人確認どうぞ」

また「じゃあ」である。



この証券会社と付き合って40年、この客を客と思わぬ態度である。

二度とこの会社と付き合うことはないだろう。

日本のサービスはオンライン、ロボット、無人レジなどの普及で急激に劣化している。