【西村晃の大繁盛の法則】 企業塾 - 顧客満足度No.1

プラットフォームととらえる

シネコンに映画を観に行った。我が家から歩いて数分のショッピングセンターの中にある。大都市と違っていつも空いている。利用者にはありがたいが経営はたいへんかもしれない。

上映前の広告宣伝で力を入れているのがシネコンを使っての経営会議や入社式、卒業式などの行事である。

なるほど大きなスクリーンでウェブ会議をやればまるで国際会議のような雰囲気になるだろう。入社式や卒業式も中小企業や小さな専門学校などの需要があるに違いない。

ネットをつなぐことでビジネスチャンスを広げる、密を避ける大きな空間を提案する。シネコンを映画を観る場所と固定観念でとらえず、ビジネスのプラットフォームと考えればいろいろ知恵も出てくる。

ドーム球場ができて単なる野球場ではなくイベント会場ととらえることでビジネスチャンスは拡大した。コンサートやモーターショー、らん展にうまいもの市まで年間スケジュールをいかに埋めるかで収益力が変わってくる。野球だけなら所詮年の三分の一しか埋まらない。

この発想を自分のビジネスに置き換えて考えてみる必要がありそうだ。