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名古屋名物カレーうどんを全国へ、そして世界へ「若鯱家」

若鯱家はカレーうどんの単品経営で中京地区で圧倒的な知名度を誇る。
「麺道場」と呼ぶ独自の研修システムで味のこだわりを究めてきた。
カレーうどん一筋のこだわりをいま全国に広めようと挑戦が続く。

若鯱家

名古屋は個性的な味の名物が多い。
味噌煮込みうどんに、きしめん、ひつまぶし、エビフライに味噌カツ・・・・。
それぞれのメニューには、こだわりの老舗店があり、名古屋文化を全国に発信するリーダーになっている。
「カレーうどん」もいまや名古屋名物として認知されようとしている。
そのリーダー役は「若鯱家」である。

いまや中京圏を中心に関東、関西を含めて60店近くを展開している「若鯱家」だが、その歴史はまだ25年ほどだ。
1987年(昭和62年)、名古屋市の中心部栄に1号店を開店。
以来一貫してカレーうどんの単品販売にこだわってきた。
「カレーうどんといえば若鯱家、若鯱家といえばカレーうどんというブランド・広告戦略を徹底的に行って参りました。当社のカレーうどんの特徴はとろみのあるピリ辛ルゥにカレーうどん専用の極太麺が良く絡みます。最初はやや甘み、そして、深いコク、ピリ辛といった味が虹の様に味わえます。つくりおきせず、ご注文を頂いてから一杯一杯調理し、一切妥協をしないということを基本理念にしています」
高橋雅大専務取締役はこう話す。

「若鯱家」には「麺道場」と呼ぶ研修システムがある。
「館主」と名付けた講師役のもと、調理担当者、接客担当者が順番に指導を受ける。
「当社のカレーうどんは全店全て同じ食材や調理器具を使用していますが、残念ながら味にバラつきがでてしまいます。それは調理人の技術や感性が味にでるからです。そこでレベルの統一を目指して道場で指導を繰り返しています」
高橋専務にこのように「麺道場」の意味を説明する。
「若鯱家のカレーうどんは化学反応のごとく微妙な技術が要求されます。カレーうどんは決められた人しかお客様には提供してはいけないという決まりがあります。傍から見れば非効率でこれが私共のこだわりであり、一杯の美味しいカレーうどんを作るための文化なのです」
けっして全てのアルバイトやパートが調理できるのではなく、その中でも決められた人しかお客様には提供しない、と言うのが「若鯱家」のカレーうどんだと言うわけだ。
「麺道場」では、調理技術や顧客対応のみならず社会人としての心構えや「おもてなしの心」も学ぶという。
「私共は世間のうどん屋さんよりは『少し高いうどん屋』であり『うどんレストラン」というコンセプトを貫いています。『少し高い』意味をお客様に理解していただくために必要なことを学んでいるのです」

これまで「若鯱家」は、ショッピングセンターGMS中心の出店だったが、近年は中部国際空港やナゴヤドーム、アウトレットなど地域に一つしかないオンリーワンの場所への出店を意識して進めている。
「とくに中部国際空港のお客様は外国人の方も多く、カレーうどんを御賞味頂いております。
世界中の人々に食べて頂いて「CURRY UDON」が世界の共通語になるようにしたいと思います」
高橋さんの夢は世界へと広がっている。

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