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ギフト提案はお任せください。幸せと笑顔を花に込めて贈る「アニバーサリー」

クリスマスリースや正月飾り、こうした商品を百貨店などで販売する「アニバーサリー」は、今の日本では珍しい一点一点を全て手作りしている会社だ。
母の日などのパーソナルギフトはもちろん、法人が開業や開店に贈る御祝い花でも、通りいっぺんの胡蝶蘭とは違う、個性と季節感あふれる花をデザインする
贈る人のセンスが評価されるフラワーギフトにこだわり、贈る人の満足だけでなく、贈られる人に満足を!をいつも考えている山口美緒さんを紹介する。

アニバーサリー

「アニバーサリー」は「フラワーコーディネーター」山口美緒さんが、20年前に東京代々木上原で創業した。
山口さんはOLを辞めてイギリスにフラワーアレンジメントの勉強をするために留学。まだこの頃「フラワーコーディネーター」という仕事はほとんど知られていなかった。
だからこそ今ならチャンス!と思い、イギリスに行ったのだが、日本人はただ一人だった。しかしこの時に本当に花の魅力にとりつかれたという。
「花の魅力で多くの人達を幸せな気分にさせたい。これこそ私がやりたいこと」。
この留学以来、山口さんは毎年薔薇が満開の頃を選んでイギリスに渡り、庭園巡りを続けている。

山口さんは、フラワーアレンジメントの先生として、またあるいは花のギフト製作者としての評価は高いが、経営者としてはからきしダメな部類に入る。 パートナーの八下田佳子さんがいなければ「株式会社アニバーサリー」はとっくに潰れていたかもしれない。
その理由は、商品の花に対するコスト意識が希薄なことだ。
「あの人にはこの花!と思ったら予算オーバーでもあきらめられない。喜んでいる顔が頭に浮かんでしまうと、もう欲しくて仕方ない」

これでは儲けが薄くなるのも当然だ。
しかし、この贅沢さがこの人の魅力であり、買う人習う人を魅了して離さない理由だ。
だからもう20年お稽古に通っているという生徒も珍しくない。

週の半分は4時に起きて市場に出向き、花を仕入れに歩く。夏は暑く冬は寒い。つらい仕事だろうなと周囲は思うが、本人は市場に行くのが大好きで、今日はどんな花に出会えるか、毎回ワクワクドキドキしているという。

ウエディングブーケや母の日やクリスマスなどギフトを頂いた人々の笑顔が彼女を励ます。
「ありがとう」の一言が彼女を支えている。
「結婚記念日やお姑さんの誕生日など、年に三回の大切な日をあらかじめ登録していただき、その日に届くスリーハッピープランなど、新しい企画提案で花を贈る機会を増やしていきたいと思います」
山口美緒さんは忙しい依頼人本人に代わって、喜びとサプライズを届けたいと意気込む。
「男性だけのレッスン『おとこの花道』も新商品。仕事を忘れて花に向かい無心になる時間を提案しています」

アニバーサリーは近年法人ギフトに力をいれている。
オフィスや店舗のいわゆる「開店花」はこれまで胡蝶蘭のオンパレード。
「贈り先のお店の雰囲気も季節感もない、ただ3万円のものを贈ればいいと秘書や総務の人が勝手に送ったというようなお花では心が伝わるわけもありません。相手のお店の雰囲気などを考慮し、その時々の最高の花を考える仕事が「フラワーコーディネーター」の仕事の醍醐味です」
山口さんは、花の魅力を語りだしたらとまらないようだった。

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