「西村晃のマーケティングの達人 大繁盛の法則」企業経営・売上アップのヒントを提供

テーマ別企業紹介

動画が再生できない場合は、Adobe Flash Player の最新バージョンをインストールしてください。→Adobe Flash Player を取得
動画の再生が遅い場合は、「一時停止」ボタンを押してうす緑色の読み込みメーターが十分に読み込まれた後に
再度「再生」ボタンを押してください。

困った時の田中さん!

佐賀市でパソコン周辺の修理、機器販売から生産・販売システムのソフト提案まで行なうアイティーインペル田中社長は「困った時の田中さん!」がニックネーム。
パソコンが動かなくて困ったというSOSにすぐ対処。全国に販売したパソコンも遠隔システムで佐賀から直してくれる。
顧客満足企業のお手本がここにある。

アイティーインペル

横浜に住む私は、個人で使うパソコンを三台持っている。
価格が安いから?ではない。
田中社長から買うことで何よりの利便性を感じるから、つまりベネフィットの賜物なのだ。

「オフィスでパソコンがとまると、復旧まで仕事はとまるし、それにかかわらなければならない人件費の無駄も馬鹿になりません。もともとうちの仕事はオフィスのパソコン周辺の修理などサポートサービスから始まりました」
「アイティーインぺル」の田中社長はこう語る。
オフィスにあげてもらい修理などをしていれば、だいたいどんな会社か、仕事内容がわかってくる。
「最初は修理のお付き合いから始めて、パソコンやプリンターをお買い求めいただくことに発展する例がほとんどです。うちはメーカーの出先ではありませんからお客様がどこのメーカーの商品をつかっていても関係なく対応します。新商品をお買い求めの場合も、複数のメーカーの商品を提案できます。お客様が機能重視なのか携帯性を重んじるのか、価格志向か、相手に合った複数の商品の見積もりをお持ちできます」
田中さんのビジネスはこれにとどまらない。
「パソコンを何台かバラバラに販売するだけでなく、自社のシステム開発技術者がその会社にあったシステムを提案するのです。機械だけでなくソフト提案をすれば販売金額も増えますし、メンテナンスを含めて長いお付きあいになります」
たとえば最近では、農産物を販売する「道の駅」に修理からスタート、ついにはPOSシステムを提案、栽培履歴管理や賞味期限が過ぎた野菜はレジでチェックして販売しないようにした。トレサビリティを気にする消費者ニーズに応えるシステムとして各地から見学も相次いでいる。また製粉会社には販売・在庫・仕入・生産管理を一元化したシステムを提案、受注から生産指示・適正在庫管理ができ、業務がアナログからデジタル化し、効率アップと人為的なミスがなくなり、大幅な改善ができた。

パソコンで仕事をしていると苦手な私には解決できないトラブルが頻繁におこる。
故障ならメーカーに預けたり、保守センターからサービスを頼まなければならないが、長い間パソコンを預けたり、出張費用もバカにならない。だいたい出張してもらわなければならないようなトラブルかさえ、悲しいかな自分ではわからない。
そんなとき、田中さんから購入したパソコンには遠隔サポートシステムが組み込んであり、電話をかけて症状を伝え、ネット接続さえすれば、あら不思議、私のパソコンを佐賀にいる田中さんが勝手に操作して原因を究明、直してくれるのだ。
この「遠隔サポートシステム」があれば、横浜と佐賀の距離はまったく感じないし、気軽に相談できる。田中さんから買うより安いパソコンを売る店は他にもあるだろう。しかし「田中さんからパソコンを買えば、田中さんがついてくる」のである。この安心感はなによりの付加価値で、トラブルの度に悩んだり、出張サービスを頼むことを考えればむしろ安いかもしれない。
「困ったときの田中さん」こそ、なによりの中小企業が生き残るサービス創造ではないだろうか。

オフィシャルサイトはこちら