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地方住宅メーカーの生きる道



<ニッポー>

近田 知晃社長

愛知県豊田市で不動産・建設業「ニッポー」を経営する近田知晃さんは40歳、社長就任以来若い感性で次々に改革を進めている。

「地方都市の不動産、建設業は、ふつうは目立たない地味な存在です。でもこれからは、地域を元気にする先兵となるべきだし、一生に一度の家を建てる感動を演出する必要があります」
(近田さん)

最近「ニッポー」が行ったイベントが、
「VR(ヴァーチャル・リアリティ)で想像を超える土地体験!」
というもので、家族連れなどで大いににぎわった。

大人気だったVR体験イベント


「ゴーグルをつけると、CADで作成した3Dの家が更地の景色に現れ、リモコン操作で室内もヴァーチャル体験できました。
親子三世代がまるでテーマパークに遊びに行ったように喜んでくれました」
(近田さん)

モデルルームには三世代で来場する家族が多い


近田さんはこれまでも「起震装置による震度7体験」や「家庭で作れるお菓子教室」といったイベントを次々に企画、それを地元のマスコミに取り上げてもらうようにリリース発表を繰り返してきた。

「一人の新聞記者も知り合いはいませんでしたが、市役所の記者クラブを訪問してチラシを渡しては名刺交換、その名刺を頼りにリリースを繰り返したところ、イベントの度に地元紙やテレビ局が取材に来てくれるようになり知名度が上がりました」
(近田さん)

地震体験のイベントは子供にも学んでもらえる


「ニッポー」では感動営業としてお客さんとの出会いから家の完成までの感動ムービーを製作し、カギの引渡式や、一生で一番高い買い物をしたパパへの手紙など、家づくりを一生の思い出にする演出をイベント化している。

「人生の節目を演出することで、ほかのメーカーにはない付加価値を提案しています。
「GS世代」の祖父母が何より喜んでくれる三世代の家づくりのトータルコーディネーターになるという手作り感こそ地方住宅メーカーの生きる道です」

近田さんは明るくこう結んだ。

新築引き渡し式もムービーに収める
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