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織物の町の技術で花粉症に立ち向かう



<ジムウェイ>

ジムウェイ長竹 社長

以前と比べてマスク着用の人が本当に増えたと思う。
風邪をひいている、あるいは予防のためという人も多いが、やはりこの時期花粉症対策という人が目立つ。

栃木県足利市の「ジムウェイ」の社長、長竹一郎さんもそんな一人だ。
冬から春にかけて花粉症の薬は手放せないし、目や鼻の刺激に閉口してきた。

「小学生のころから40年、花粉症に悩んでいます。
使い捨てマスクは毎日のことだから負担も大きい、また高性能を言うマスクほどフィルターが厚く、息苦しくなる。
自分自身がマスクなしではいられないからこれまでのマスクに対する不満を解消できないかと考えてきました」
(長竹さん)

花粉症シーズンの販売は今年初めて

保険代理店を本業にしてきた長竹さんに転機が訪れる。
地元足利は織物の町。
現在でもその伝統を受け継ぐ繊維会社が多いこと、またウィルスを除去する薬剤を扱う会社も地元で見つけられた。
長竹さんが中心になり企画した新しいマスクが、昨年製品化に成功した。

「フィルターに不織布を使わずニット素材を使いました。
天然のコットン100%の素材を使用し、1枚1枚手作業で作った地元足利の技術の結晶です。
特定のウイルスを減少させる特殊技術『SEK抗ウイルス加工』の認証も取得しているものです」
(長竹さん)

1本の糸を編んで作った天然のニット生地なので全方向に伸び顔に合わせてぴったりフィットする。
防臭・抗菌・抗カビ加工、洗濯して何度も使える。
花粉はもちろんハウスダスト、ばい菌、カビ類などもガードする。
ひとつ3000円だが、使い捨てマスクよりも結果的に割安だという。
サイズや色も多品種そろえたのも使い捨てではないので長く愛用してもらうためだ。

フィット感にこだわったフェイスウェア

「フェイスウェアという商品名は、いつも身に着けるのでおしゃれアイテムと考えていただきたいという意味も込めました。
高齢者は通院時の感染も心配です。
是非愛用していただきたい」

さっそく東京の大手百貨店でも取り扱いが始まった。
販売している前橋市内の調剤薬局、折り鶴グループでは「カラフルでおしゃれだし、高機能商品として関心を呼んでいる」と話す。

長竹さんは新コンセプトマスクに自信を深めている。

ファッションアイテムとして色柄サイズを豊富にそろえた

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