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「GS世代」に着心地を提案



<セラフィック>

「GS世代」向けを中心に婦人服・インナーなどを生産・販売している「セラフィック」はこのほど新しいブランドシリーズ 「coco-kara PA ココカラ・プラチナエージ」を発表した。

セラフィックは「GS世代」向けを中心にした婦人服・インナーを生産する


廣田 雅子社長

「まず第一弾としてパンツ・ジャケット・カットソーなどのアイテムを用意しました。
2017年には団塊の世代が70歳になります。
気持ちは若いですが身体は間違いなく変化しています。
その変化を正しくとらえ、気持ちも満足していただこうと商品開発を行いました」
こう語るのは廣田雅子社長だ。

同社では文化服装学院教授で文化・服装形態機能研究所の伊藤 由美子所長の研究による65〜79歳の百数十人の3次元体型計測データから、平均形状を導き出し開発された立体ボディに基づき、年齢による変化を正しく捉えたうえで今回ウエア・インナーの商品開発を行った。

「体型を平面ではなく立体でとらえられたことが大きな特徴です。
肩から背中にかけて前かがみの姿勢、下腹の出具合、ヒップや腿筋肉の衰えによる形状の変化がわかりました。
変化した体型をカバーして動きやすく若々しく見えるウエアの開発をすることができました」
(廣田さん)

これまでは左側の体型を前提にデザインしていたが
今回右側をもとにデザインした


立体ボディにより右側のヒップラインの衰えを考慮したデザインを作成した


セラフィックは来年創立30年を迎える。
創業当初40歳だったお客さんも65歳以上になったわけだ。
「アンケートなどを見ても、この年齢の方々にご満足いただけるウエア・インナーが開発されていなかったという反省もあり、逆にそこに顧客ニーズのヒントがあると新ブランドを立ち上げました。より美しく動きやすい服の開発、が目標です。
デザインはもちろんですが特にインナーには、肌に刺激の少ないシルク・綿を多用するなど素材にはこだわりました。
(廣田さん)

ジャケットの背中も伸縮性を強化した

シニア世代は服を持っていないわけではない。
そのうえであえて買いたいと思わせるためには、着心地の良さをまず体感してもらうこと、そして新しいブランドシリーズを身に付けた旅行や外出のシーン提案も必要になる。

「この年齢はまず健康な日々を送ることへの関心が第一です。
さらにライフスタイル提案など情報発信も必要になってきます。
お客様への心地よい発信をして行きたいと思います」
廣田社長はこう結んだ。

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