「西村晃のマーケティングの達人 大繁盛の法則」企業経営・売上アップのヒントを提供

テーマ別企業紹介

動画が再生できない場合は、Adobe Flash Player の最新バージョンをインストールしてください。→Adobe Flash Player を取得
動画の再生が遅い場合は、「一時停止」ボタンを押してうす緑色の読み込みメーターが十分に読み込まれた後に
再度「再生」ボタンを押してください。

費用もエコ!「エコ紙うちわ」で旋風おこす広告会社「日宣」

全国120あまりのケーブルテレビ局のチャンネルガイド誌を制作する広告会社「日宣」は、きめ細かなマーケティングに定評がある。
いま「エコ紙うちわ」という内製により低価格で販売できる独自のツールによる販促を提案している。

株式会社日宣

近年急速に伸びたビジネスの一つにケーブルテレビがある。
インターネットの接続も同時にできることが契約家庭を増やすのに大きく貢献した。
ケーブルテレビ局は全国に300局以上ある。
東京神田にある広告会社「日宣」はそのケーブルテレビ局を主要顧客にして業績を伸ばしてきた。
ケーブルテレビ局が開局する場合、まず契約を結ぶ世帯を集めるための宣伝商材が必要になる。
「日宣」はまずこの開局時から様々な販促活動のサポートを行う。
次に開局後は毎月番組ガイド誌「チャンネルガイド」を契約世帯に配るが、「日宣」はこの「チャンネルガイド」の編集・制作・発行・配送までを請け負っている。
こうした雑誌は1ケーブルテレビ局だけで制作するより、一か所でまとめて制作したほうが効率がいい。
「日宣」は全国およそ120局と契約を結び、この「チャンネルガイド」を月刊のべ180万部も発行している。各放送局から番組情報を入手し、ケーブルテレビ局の番組編成に沿った番組表として編集し、また地域の番組情報を編集するなど、毎月1万5千ページ以上になる膨大でしかも細かな作業を行っている。「日宣」はこの制作をほぼ自社内で行い、安価にケーブルテレビの加入者に届けることができるようにしている。今後はデジタル化の進展に伴い、電子番組表やモバイル等への取り組みも急ぐことにしている。

「日宣」は、画家であった大津裕司社長の祖父が神戸で興した会社で、創業当初は神戸、大阪の大手企業の広告宣伝の仕事をしていた。
その後、取引先企業の東京進出に伴い東京に移転した。
移転後、大手住宅メーカーとの出会いがあり、その広告宣伝に携わって35年にわたりカタログや会員誌の制作、イベントの企画運営等を広くサポートしてきた。
創業以来、安易に外注せず、顧客ニーズを自社で受け止め、企画・提案・デザイン・編集・印刷・配送までを、一貫して自社で行うことを基本方針としている。
最近ではWEBやモバイルの仕事にも領域をひろげている。

その「日宣」がいま熱心に取り組んでいる販促ツールがある。
それは「エコ紙うちわ」だ。
「夏になると多くの企業や団体が自社広告を入れたうちわを配ります。年間1億本程度が生産されるこの市場に、新たな発想で挑戦しています。エコ紙うちわは日宣の子会社の日宣印刷と共に、環境に配慮したプラスチックの骨を使わない、柄もすべて紙製のうちわです。柄を貼り付ける機械を自前で開発したまったくのオリジナル商品で、広告効果の高い販促ツールです。ここにも、自前でやり遂げるという創業以来の日宣の精神が発揮されています。カタチやデザインが自由自在の「エコ紙うちわ」は好評で初年度2009年は130社に採用されました。これを毎年採用企業を倍増させていこうと、全社を上げて営業活動を展開しています」
大津社長はこう説明する。

広告業界はいまメディアの激変で岐路に立っている。
そうした中で「日宣」はケーブルテレビ業界という圧倒的に強い領域をもつとともに、相手企業の規模や特性に応じ、たとえば「エコ紙うちわ」のようなアナログ的媒体まで取りそろえ多様な宣伝活動をサポートして独自性を発揮しようとしている。

オフィシャルサイトはこちら