中京地区の米問屋「ハナノキ」は、従来の業者向けに加えて近年ネットを通じて直接消費者に米販売をするようになった。 顧客に関心を呼ぶ商品とはなにかを考えるマーケティング会社への変身をはかる。 そうした中で経済性、環境への配慮を訴えた無洗米ブランド「ハーベストシーズン」がヒットしている。
長崎県佐世保から西日本のスーパーなどに「ホルモン」など を供給している「丸協食産」は、ギフト部門を独立させて 「豊味館」という会社をスタートさせた。 人のゲンコツ大の大きくて柔らかい肉の塊が入った 「牛テールカレー」をはじめヒット商品を連発、 「龍馬ブーム」にも乗って売上げを伸ばしている。 日本の西の端にある元気印企業を紹介する。
100年以上続く老舗酢メーカーが大変身。 調味料の酢をフルーツなどとブレンドして、駅や百貨店で飲料として飲んでもらうという新需要喚起。 「クリスマ酢」やバレンタインギフトなどオシャレな酢で躍進。
風光明媚な天草は高齢化先進地ではあるがお年寄りがストレスのない環境で元気に暮らしているのが特徴だ。 その天草で人工透析や、ガンの温熱療法などで地域医療をリードしているのが天草第一病院だ。 全国からこの病院を目指す医師が多いのは、設備はもちろんのこと、地域医療に賭ける病院の基本理念に共鳴するからだ。
漬物市場の縮小の中で、業績を伸ばしてきた福岡県大牟田市のオギハラ食品。高菜漬けの高菜メーカーだが、ラーメンやコンビニのおにぎりといった中食市場を狙って成功。さて、その次に考えたマーケットとは?